アルピーヌA110リヤウイング開発も着々と進行中です。おおよそのデータ作成が終わり、細部の確認や調整を行っている段階です。実際の商品とするためにはドライカーボン用の型を製作しますが、型から抜き取れない形状だったり型の分割数が多くなるような形状だと販売価格にも大きく影響してしまうことから意匠性と製品実現性のバランスをとるのに毎回苦労しています。
特に今回は、他社製品で問題と考えられる取付性(安全性)を課題としているのため、工夫を持たせた設計としました。ドライカーボン(CFRP)ならではの優れた肉厚コントロール性のおかげで実現可能となりますが、リヤスポイラー本体を車体側無加工にもかかわらず4か所でボルト固定とすることが可能になります。
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