最近、多く問い合わせをいただくのが『アルピーヌA110やメガーヌRSでEDCオイル(ATミッションオイル)は交換は必要ですか?交換するとすればどれくらいのサイクルで何が良いですか?』と、いうお問合せです。
純正オイルでもちろん良いのですが、当社ではEDCオイルはNUTEC社のNC-65マルチフルードオイルを使用しています。
以前、エンジンチューニング業務に携わっていたことからNUTECの信頼性を実車で確認しています。
【800PSのシルビア(SR20改+NOS)や1,200PSのGTR(RB26改)、500PSのRX7(13B改)等に使用するエンジンオイルやトランスミッションオイル、トランスファーオイル、デフオイルなど】
NUTEC代表の鳩谷氏がF1やグループC、WEC用オイルの開発に携わっていたことも決め手の一つですね。
NUTECはエステル系をベースとしたオイルのため、一般的な化学合成オイルより成分保持耐用温度が高いことがポイントです。一般的な化学合成油は130℃程度で成分の破壊が起きますが、NUTECのエステルオイルは160℃程度まで耐えられます。
オイル粒子が細かいことから油膜保持性が高く、油温が下がるのもメリットですね。
EDCオイルの交換サイクルは一般の街乗りユースなら20,000~30,000㎞走行で十分だと考えます。
サーキットユースではレーシングスピード5,000㎞走行程度で交換したいところですね。
オイル量はアルピーヌA110で4.0ℓ前後/メガーヌRSで5.5ℓ前後必要です。
EDCミッションはオイルで潤滑と冷却を担っていることから、良いオイルを使うとフィーリングの改善と長寿命化に貢献します。使ってみたいという方はお近くのディーラーやショップに相談してみてください。
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